米沢牛めし
2016年05月10日
山寺は修学旅行の子供たちがうるさく彼らがいる間は芭蕉が俳句に詠んだ山寺という雰囲気はだいなしになる。少しは子供たちに山寺とはなにか教えているんだろうか?かと言って煩いからとイライラするようではまだまだ未熟。修学旅行客などどうせ時間に追われていつまでもいるわけでもない。特に山寺など午後遅くなるとそういう団体客は次の予定を目指し全て消え失せる。そこまで心落ち着けて待てるかどうかである。わたしは静かになった午後遅くの山寺でじっくりと写経に取り組んだ。時間のあるものは強いということだね。
夜は前の前の会社の同期との飲み会。彼もすでに転職している。スーツを着て、名刺をもらうとなにやら立派で聞くと東北と北海道を統括しているんだそうだ。お世辞を強要する上司が嫌いで会社を辞めたが、今の会社もそれなりの規模で以前いた会社と規模はさほど変わらないから、辞めて正解だったと言えるんだろう。先日名古屋であった同期は今でも同じ会社にいて名古屋の支店長で、これは辞めなくて正解と言えるんだろうが、結局選んだ道が正解だったと自分ではそう思うしかないってことだ。
別に出世したから正解とも言えないし出世しなかったら不正解だとも言えないが、サラリーマンなんてすごろくとか回り将棋みたいなもんだからどんな方法でも偉くなっておけば別にそれで良い。おべっかお世辞だって立派な出世の道具で本人がそれが得意だと思うならそれで頑張ればよい。ただわたしはお世辞やおべっかが苦手なんでそういう方法を取らなかったというだけだしまあゴマスリはつまらんとは思うけど人の趣味だから勝手にやる分には別に言うこともない。やっている人間はゴマスリとは言わないでまた別の表現、気遣いとか段取りとかなんか言うんだろう。
わたしは売りまくって出世したけどそれができるならそれは実に痛快だがまあギャンブルだった。やることなすことギャンブル、それで負けないてんだから不思議だった。まあ今となっては若い時代をともに生きた古い友人が懐かしいというだけである。また来月に場所を変えて人数を増やして再会しようということになった。日程はまだ現役で働いている人間が決めて、その日にわたしが行けば良い。わたしの都合の悪いはあらかじめ伝えておいた。6月は三日ほど忙しい日があるからと言っておいた。残った27日から選んでくれと。
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