穏やかな日曜日

2015年11月29日
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日々の雑感ーリタイアライフ






手作りメニューというのが1ヶ月に一度あってその日は職員と子供達で買い出しから準備、片付けまで一緒にやることになっている。メニューは子供達の希望で決める。とは言えだ、男子寮では小学生が買い物に付き合う程度で中高生は全くなにもしない。何もしないどころか職員を小間使みたいに使おうとする。昨日は焼肉としゃぶしゃぶであったが、わたしがかいがいしく焼いたりいろいろ動いている横で、高校生がでーんと座ってまるで店員でも呼びつけるようにああしろこうしろと指図する。いや店員にもあんな偉そうにいう客はいない。その挙句にまずいとか文句を言う。

呆れて物が言えないが、まあ高校生も3年になってこういう態度では注意して効果はない。特に皆の前で怒ればプライドだけは高いから逆ギレする。かと言ってあとから個別になにか言うほどでもない。数ヶ月後に世間に出れば、そんな態度を受け入れる大人など一人もいないし人様になにか偉そうに言える身分でないと思い知るであろう。

ホームでは何度言っても靴を揃えない子供が多い。下駄箱にも入れない。脱ぎっぱなし。でも外に出ればちゃんと揃えるのが一般家庭の子では多いと思う。施設では外に行ってもそのまんまという子もいる。今住んでいるホームも我が家ではないからいつでも外みたいなものなのか?

その子供たちを一般に開放されている江戸時代末期の古民家に連れていくようにしている。暖かい縁側で遊んだり、工作をさせてもらったり、あるいは庭で羽子板や竹とんぼをしたり、つまり他所の家にお邪魔するんであるが、最初に行った時にはその子供は靴を脱ぎっぱなしであったが、今日はきちんと揃えてくれた。そういうのを見るだけでなんか嬉しくなる。友達の家に行っても恥ずかしくないなって。無視してやろうかと思ったがわかったと返事をした。

施設で働いていると、子供から暴言を吐かれたり失礼な物言いをされたりまた逆ギレされたり、そういうのが10とすれば、上のような喜びは1もない。でもその1がありがたいと思える。ありがたいとは思えるが別にそのために働いているという気もない。成長を見せてくれる子供も悪態をつくこどもも、同じこどもで毎日が織り成されていく。そのゆったりとしたリズムに身を委ねて、少なくともわたしは心穏やかに毎日を送っている。つまり瞬間瞬間でなく、ここに子供たちを日々を送るということが喜びなんである。

その偉そうな高校生からメールが来た。干してある布団を入れといて、、だって。でその通り布団を入れてやる。別に嫌じゃない。やれやれなどと言いながらやるのも私自身にとっては悪い気分のものではないのだ。わかったと返信したら、ありがとうという返事はさすがに来た。まあ十分である。

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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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