おやつ
2015年10月01日
施設では毎日三時におやつを出す。近くのディスカウント店で買ってくるのであるがいわゆる駄菓子である。一回一人あたり数十円からせいぜい100円までの予算になっている。それでも子供たちは毎日おやつを楽しみにしている。内容について子供たちからクレームが出たりもする。おやつは子供たちのクリティカルコンサーンである。
写真はその施設のおやつでなく我が家のもの。我が家はというと特におやつということで買ってくるることはない。ましてや駄菓子など買わない。どこかのおみやげとか近所からの頂き物とか、どこからか送られてきたり、そういうものが必ず何か家にあるので、それを適当に食べている。ちなみに写真のデザートは頂き物だが、新宿中村屋の洋菓子でひとつ700円とか800円はするはずだ。これをかみさんも娘もぺろりと頂く、それと同じく頂き物のクッキーとかミルフィーユとか、それと軽井沢の丸山珈琲をいれる。何か食べれば良いと言うのではなく午後の優雅な珈琲タイムというわけだ。
たまにたくさんもらって食べきれない時には施設に持っていく。今日はこのクッキーを持っていってあげた。
施設で働いてると対外的な仕事というと学校と児童相談所とのやりとりがほとんどであるが、事件を起こす子供がいるとその処理で警察だ被害者だと出張らねばならぬ時がある。そういう時はさすがにハルトモ君と言えど泰然自若という態度は取れない。57歳のおっさんが恐縮して体を小さくして子供と一緒に謝罪するのである。情けないと言えば情けないが好き嫌いは言ってられない。今日は4軒謝罪して回った。疲れるね。明日もまた謝罪行脚だ。なかなか得られない機会である。施設に戻りその子供と話していたら、絶対にごめんんさいと言わない子であるが、深々と頭をわたしに下げてきた。一緒に謝ってくれてありがとうかなのか申し訳ないのか、彼なりの精一杯の表現なんであろう。わたしにはそれで十分である。
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