お盆

2015年08月14日
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日々の雑感ーリタイアライフ
お盆でかみさんの実家に子供夫婦が集まり夕食を頂いた。おいしいお刺身が出た。いつもお義母さんが良い物を買ってきてくれる。それで仏前で宴席というわけで故人もその賑やかさに喜んでいることだと思う。もちろん墓参りは昼間のうちに済ませてちゃんと家に迎えている。娘は夜は用事があるとか言って出かけていったが、昼間ちゃんと墓参りには行かせた。

さいたまではお盆は8月だが静岡では一ヶ月早くて7月である。新盆旧盆というやつだ。7月にはちゃんと墓参を済ませている。私の娘は小さいときから墓参りには連れて行っているので、生活の一部として墓参りとかお盆とかそして供養とかは当然かつ自然なものとして受け止めている。墓参りというのはするものである。

児童養護施設で働いていると子供たちとの会話に墓参りなどと言う話題はほぼ出ない。墓参りに行く子供もほとんどいない。もちろん親が連れていかないから行かないわけで、親が連れて行かないもの施設の職員が連れていくわけがない。墓参りというのはきわめて身内に限られる作業である。ということで施設の子供たちの生活の中には先祖様というのはないわけで、その同じ線上である親を大切にするとかそして年長者を敬うとかいう感情も希薄であるということになる。

今朝のNHKである著名な坊さんが出演していてそれで言っていた。家庭が円満である家は仏壇も綺麗で供養もきちんとできている。一方家庭に乱れがあると仏壇も乱れているものだと。仏壇を見ればその家がわかると言うわけだが、まだ仏壇があって坊さんが来るというのは上流階級だ。坊さんが知らない世界がずっとずっと下まであるだろう。

そう言えば、今は永代供養もできないという人間のために送骨という新しいシステムが出てきて、ネットとかで申し込んで3万円くらい振り込むと、宅急便でキットが送られてきて、骨壺を詰めて同じく宅急便で送り返す。それで終わりだそうだ。そのうちAmazonでもやるんじゃないかな? 

死んだ人間のことはどうでも良いと思うのは勿論余裕がないからだが生きている自分を粗末にする事でもあると思う。必ず自分もいつか死ぬわけだから。よくご先祖様とか死んだ親が守ってくれるという話があって、これは結構信憑性のある話だと私は思っているが、これも大切にされてこその話だろうね。粗末にされればそれは守ろうという気は起きないだろう。死んだとは言えそこは人間の気持ちという奴だ。

施設ではお盆といえども何事もないただ暇な夏休みの一日が続く。子供にこういう話題を持ちかけても応答はないが、だから言われるんだろうな。ハルトモの話はよくわからないと。
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