一言多い

2015年04月07日
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日々の雑感ーリタイアライフ
以前に勤務していた会社で詳細な性格テストを受けたことがあり、傑作だったのは上級管理職ではあり得ない忠誠心の低さと出たが、その時に「自分で思っているより人望がある」という評価も出た。人から好かれない人間であると自分で意識しているということであるが、世の中は逆が多いそうだ。自分で思っているほど人から好かれていないとか慕われていないとか。他人からも評価も同じくであった。ハルトモが自分で思っているより他者はハルトモのことを評価している傾向があるらしい。逆にいうなら他人の評価を重くみないということで天邪鬼なのである。

ところで、わたしのことを評価してくれる人間というのは、たいていまともで立派な方々が多い。またわたしのことをぼろくそに言う人間は、たいていそのぼろくそ程度の人間であるということが多い。これは勘違いしないでいただきたい。別にわたしの真価がわかるわからないという話でなく、実はわたしは行動態度の引き出しの幅が広いので相手に合わせて変幻自在に態度を変える人間であるということだと、わたしは自己分析している。

わたしは決して馬鹿ではなく人並み以上の人間観察力がある。それでこの方はという方にはそれなりの態度を取る。その一方でおかしな人間に対してはその人間も驚くほどおかしな態度で応酬したりする。どちらもハルトモであるが、後者は遊び半分という要素もある。

要は喧嘩に強いということだ。喧嘩に強いというのは相手に合わせて相手が嫌がることをやることだから、下世話な人間は下世話なことを嫌がるし、それなりの人間にはそれなりの嫌なことがある。

わたしが最初に勤めた会社の方々は両手で余るくらいいまでもお付き合いがあってわたしが大阪にでも来たと聞きつけると、先輩にもかかわらず皆駆けつけてくれたりする。いまでもよく声がかかる。それで楽しく飲むわけだが、社会人としてのわたしの原点ここにあると思っている。

その一方で、前の会社でのわたしへの評価は微妙だった。わたしのことを好ましく思う人間もけっこういたが、とんでもないという人間もけっこういて、どっちが多いかというと、とんでもないと思っている人間のほうが多分多かったはずだ。前の会社を辞めていまでもおつきのある人間は2-3人である。20年以上いたのにだ。前の前の会社は8年しかいなくて25年前に別れたのにいまでもたくさんお付き合いがある。この差はわたしの取った態度への裏返しであると同時に、わたしから見てどういう人間が多かったか、という結果でもある。

さて今わたしは児童養護施設で働いているわけだが、そのうち辞めるのだろうが、辞めて付き合いが続く職員はゼロかなと思う。実はわたしから見てこの人はまともで立派だと思う職員が一人だけいる。だがその方でも辞めれば付き合いはなくなるだろう。

さて大人の世界はどうでもいいとして、子供たちはわたしのことをどう思っているのであろうか? わたしが本当に考えていることを理解できる子供はいない。無理であろう。ただ子供達がひょっとして数十年してハルトモの言ったことを思い出すことはあるかもしれない。子供達はハルトモはただただ優しくてそれでいい加減で、いわば都合の良い大人だと思っている。それから不思議なくらい気前がよくしてくれる。

一方、わたしは子供の言い分を一番よく聞く職員だが、聞いた上でなんとかこどもの希望をかなえてあげたいと思う点が他の職員の10倍くらいあって、そのためには自分が危うくなったり孤立したりはたまたクビになっても良いとさえ思っている。もともと理不尽な境遇にいる子供たちなのだ。その気持ちに寄り添えば、自然とそうなる。またわたしは職員として管理する立場という視点がない。子供たち目線である。他の職員とうまくいくわけはないが、かと言って子供達に絶大な支持を受けているわけでもない。子供達が嫌な顔をしようが、わたしなりに苦言はかなり言う。他の職員に比べて子供の内心にまで切り込むのでカッとする子供もいるのである。

先日、子供にある注意をした。たいした話でない。食事の時間他の子供を待たせてゲームなんかしないでちゃんと席につけと、そしたら「おおー悪かったなー」などとふざけた応対をするので、「ちゃんと真面目に聞く様子はないな、」とわたしが言ったら、「ハルトモは一言多いんだよ。」だって。比べてどっち一言多いかは別として、
わたしが一言多いことは間違いない。

そう思うなら、ハルトモの悪い点は真似しないことだな、とはさすがに言わず言葉を飲んだ。食事を美味そうに食っている子供が目に入ったからだ。なんでもいい。とにかく飯は美味いと思ってたべることだ。楽しい時間の積み重ね、それが優先事項である。
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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