納得できる人生
2014年10月30日
[きっとうまくいく]というインド映画を見た。いい映画だね。
よく計算されている。インド人は頭がいい。でも素直に楽しめるストレートさがある。映像も美しくて、音楽もいい。ミュージカル仕立ての部分もある。エンターテイメントである。オススメだ。
人生は自分が納得するように生きてみたら? という映画である。映画の中で三人の同級生が、卒業後10年目に再会を果たすが、私など大学卒業して30数年だもんね。私の高校大学の同級生で、自分の人生に納得している人間はどれほどのいるのかな? なんて考えてしまった。
私なりに納得できる人生を送るコツというのはある。基本は手前の小さい納得を積み上げていくことだ。毎日が毎時が納得できていれば、人生は納得で満たされることになる。
これを将来後悔しないように、今我慢すれば、などと言って現在の納得を未来の納得のために犠牲にすると たいていろくなことにならない。それを繰り返していけば、際限がなく現在が未来のために犠牲になるから、結果人生は納得できないものなって行く。今良かれと思ったところで、先のことはどうなるかわかったものではないのだ。
こういうことを言うと、美味しいものを食べて太ってもいい。飲みたいだけ飲めばいいのかと揶揄を入れる人間がいそうだが、そういう話じゃない。自分の納得も良く考えなければいけないということだ。食べ過ぎ飲み過ぎててそんな納得がいくか?
それから、もう一つ人生のコツがある。楽観的に物事を見ると言うことだ。だがこれも勘違いしている人が極めて多い。起こったこと、過去を楽観的に見ることが大切である。過去は変えられないのだから、どう思おうがその人の自由だ。だから良かったと思えばいいのだ。そしてこれから来る未来には最悪を想定して十分な備えをする。これで良いのだが、これを逆にやる人が多い。起こってしまったことは騒いでもどうにもならないのに悲嘆にくれる、それで来るべき未来には妙に楽観的で十分な備えをしない。
株式投資など最たるものだ。良く考えもせずに安易に投資して、損すれば悲嘆する。ただ甘くてバカなだけだがそういう投資家が大多数なのである。
ゴルフはカミさんとすることが多い。腕の立つゴルフ仲間とラウンドすれば楽しいが、今は休みが合わない。メンバーの富貴は木曜日はレディースデイで昼食付きである。木曜日に一緒にラウンドできる腕の立つ人間がいるといいのだが、なかなかいない。フェースブックで高校の同級生で、どうも腕に覚えがありそうな人間がいたので声をかけてはみた。気が向けばそのうち来るだろう。
会社とか同級生とかで、私よりゴルフの上手い人間には会ったことがない。多分知らないだけでいるのだろうが身近にいないというのは事実だ。ところがゴルフ場に行くと、上手い人間がゴロゴロいてそこで知り合いになって行くわけだが、なんか不思議な気がする。けっこうサラリーマンは多い。サラリーマンでも仕事が忙しくても、シングルくらいには十分なれるということだ。全て取り組み次第だろうね。
ゴルフになるとハルトモ君も急に凡夫となる。ミスショットを悔いて、これから打つショットはナイスショットを思い浮かべる。その期待は相当の確率で裏切られる。まあそれでもいいのだろうな。それで面白ければ。
株式投資も負けてそれで面白いと言うなら、何も言うことはないわな。
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