現場に生きる男は格好いい

2022年09月28日
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人生の考え方
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早朝ゴルフの仕事を終えてから温泉と森林浴でまったりとして映画を2本見ました。ひとつは「KCIA 南山の部長たち」そして「トップガン1」、南山の部長たちはこれは映画というよりほぼドキュメンタリーです。特に後半は生き残った人間の証言をそのまま再現している。こうだったのか!と韓国の歴代大統領に絡む歴史をもう一度勉強しようかと思う映画でした。主人公のキムの本音はわかりづらいけどわたしはポジティブに捉えました。それでもう一本はトップガン、実はトップガン2を4回も見てその後にまだトップガン1を見ようと思ってまだ見ていなかった。見ていえるのはこれはトップガン1じゃない。トップガン3だ!とそう言えるくらい、見事にトップガン2とシンクロしていました。よかった。まったくテレビを見ない一日でした。

はからずもこの2本の映画には共通のテーマがあります。それはまさに「現場で生きる男」です。わたしの人生感にシンクロもします。なぜ現場で生きる男は格好いいのか? それは他人の評価で生きないということです。自分なりに結果を出して、その結果に納得が行くのなら他人が何を言おうが、それはどうでもいいとまでは言わないけど、一番大切なことじゃないってことです。なまじ社会的な栄達を求めたばかりに他人の評価に振り回されるようになる。出世すればするほど幸せってことじゃない。わたしも会社ではまさにキャプテン  ハルトモでしたが、そこで終えたからむしろ良かったなあと、妙な得心をこの2本の映画を見て感じ入りました。

格好いいなあと思うままに生きられるって幸せなんでしょうけど、ある程度は俗世の成功もついてこないと負け惜しみに見えちゃう。そこはバランスってとこがあって、マーヴェリックの肩書は大佐、KCIAのキムも軍では大佐(部長)、わたしがいた会社もジョブグレードと言って指揮系統とは別に軍隊みたいな格付けがグローバルであった。わたしでちょうど大佐って感じの位置付けでした。いわゆる管理職では最上位。将軍じゃないけど簡単にはなれない地位だし、トップも一目置くのが大佐。私もマーヴェリックと同じようにかつて言われた。「君は大佐で終わる男ではない。」と。でも結局は大佐を長く務めて自己都合退職。そして児童養護施設に行きました。それで良かったと思ってます。現場に生きる男は「大佐」で十分以上じゃないでしょうか? 

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Comments 5

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トール  

今考えると、

ハルトモさん、
トールです。トップガンは高校生の時に映画館で見てリアルな実写に驚きましたがその後、私も長く生きて来て訓練中の友人の事故死のシナリオはこの映画はフィクションだなあと今とても強く感じます。
ましてや、2でその友人の息子と実戦で飛ぶというのは、リアルな死というものの理解が浅はかと言うしかありません。
人間と言う生きもの、家族、親友の死、誰のせいで死んだのか?誰かを責める。これを問う映画でないことは重々承知していますが、還暦を迎えるような歳になると高校の当時にフィクションと考えたのはミグとの戦闘だったのですが、実は友人の死が大きなフィクションだったのだと気付きます。

人は皆はバーチャルな世界で生きていてフィクションなのだと思いますが、身勝手な行動による自分の責任で親友を死なせた時に自分の納得は無いと考えます。
その意味で主人公は取り返しのつかない大失敗をしていると考えます。
何が大事なのか?家族、親友、仕事?訓練、実戦。

なので僕の感想は、実写だけどフィクションが1で、CGでファンタジーが2の印象です。
ボクは1の方が好きです。


2022/09/28 (Wed) 23:08
川口晴朋(ハルトモ)

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: 今考えると、

こんばんは、トールさん、ちょっと勘違いしてません?  1では身勝手な行動で親友を死なせたわけじゃないですよ。それと2はCGじゃないです。

2022/09/28 (Wed) 23:28
川口晴朋(ハルトモ)

川口晴朋(ハルトモ)  

To 川口晴朋(ハルトモ)さん

事故の原因はジェット後流という事故でマーヴェリックは無罪になっています。それと脱出機も動作不良だったと思います。ただ親友を失った心の重みを抱えてその後生きていったということかと思います。当然トップガンですからギリギリの飛行ではあったわけで、避ける方法はあったんじゃないか? という葛藤ですが、それが2にもつながっていたと思います。ギリギリを攻めながらも味方を守るようにマーヴェリックも成長していた。わたしは映画としては2のほうが好きです。マーヴェリックじゃなくてトムクルーズが格好いいから。あの年で本当にスーパーホーネットに乗って実写であの映画を作ってしまったという彼のバイタリティに敬服します。

2022/09/28 (Wed) 23:49

トール  

なるほど

ハルトモさん、
1の監督はトニースコットで、2の監督はトムクルーズで、トムクルーズのバイタリティに好感を持ったのですね。

ボクはトニースコットが好きです。スパイゲームと言う映画も彼の作品ですが、ロバートレッドフォードとブラットピットが素晴らしい演技をしていて、まさに娯楽フィクションとして楽しめるました。
よろしかったら一度ご覧ください。笑い

2022/09/29 (Thu) 00:30
川口晴朋(ハルトモ)

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: なるほど

スパイゲーム 、気にしておきますね。

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