リゾマン管理組合理事としての仕事が一段落しました

2022年04月04日
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リゾートライフのコツ@那須
温泉設備の更新をするための業者選定はわたしがすべてやりました。候補業者をいくつか呼んで、技術的なことも多少勉強して、絞り込みさらに比較して、発注業者を選ぶ。その経緯を書面にまとめて他の理事にも説明して、さらに臨時総会開催の段取りをつけました。あとは総会当日わたしが説明すれば良いのですが、自分でやったことなので説明に不安はありません。一応業者にもリモートで参加してもらい説明に備えるつもりです。今回はわたしがインボルブしたことで相当の費用節約ができた以上に、技術的に自分達が所有するマンションに一番良いものを選べたということが大きいと思います。

リゾートマンションというのは世の中にそんなに多くないわけです。温泉設備というとやはりホテルや旅館、日帰り湯それと保養所の需要がほとんどです。こういうところは1日の入浴者数はうちのようなリゾートマンションの数十倍とかになりますから、設備が酷使される。使われ方も違います。15年、どんなに長くても20年で設備は更新される。耐久性はそれに見合った設計がなされます。一方でわたしがいるリゾマンは29年も持っています。そんなに設備が酷使されないからです。

設備が酷使されないけどでも更新した以上は長く30年とか使いたいという場合は耐久性に別の要素が求められます。今はホテルなどでは安くて軽いFRPが主流です。FRPは材質としては30年はきついと思われますが、どうせシステムで15年程度で更新すれなら20年も持てば十分なわけです。今回はステンレスを選定しました。ステンレスなら割れもヒビもないので腐食への対応をすれば長期使用に耐えます。FRPだと腐食はないかわりに経年での割れが懸念されるということです。

スレンレスの欠点は価格が高いということです。そこはわたしが上手に交渉をすることで一番安くしてもらえました。もっともだんとつで安い必要はないわけです。良いものをぼったくりでない程度の値段で買えればよいわけです。ただもしわたしがいなければ、きっと出入り業者の言われるままにFRP製のものを何百万円も高く買わされていたでしょう。そして今度は30年も持たずに下手すれば15年でまたなんか買わされる羽目になる。そこを考えるとわたしが関与したことでの費用効果が非常に大きいと思います。ある意味マンションにとってはわたしが理事でよかったということでしょうか。

電気設備についても自分で動いてかなり調べましたが、今回は更新を見送るという結論になりました。業者からは一千万円近い見積もりも出ていましたが、更新はしないことに。技術的な理由です。古くてもちゃんと検査してメンテして問題なく動いている。もしも異常があるなら検査で見つかるということが理解できたので、あえて使い続けることにしたわけです。業者からの30年も経っているから更新時期ですという言葉を鵜呑みにしなかった。ただ数年でなんか起きる可能性はあるとは思います。それ以外だとあとはエレベーターの更新です。前回の大規模修繕でもエレベーターは手をつけていない。これは懸案ではあります。

ということでかなり忙殺されましたがある意味かつて自分がしていた仕事を思えばそんな難しいことでもありません。毎日遊んでいるだけじゃないんですというお話でした。


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Comments 2

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金田勘十郎  

お疲れ様でした!

業者選定から組合員間の合意形成まで、本当にお疲れ様でした。
これから総会決議と、契約書締結、そして施工監理とまだまだ大変な事務が続くかと察しますが、たったお一人でここまで進められたことに、心から敬意を表します。

2022/04/07 (Thu) 00:47
川口晴朋(ハルトモ)

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: お疲れ様でした!

それほどのことでもないです。後は管理会社にやらせます。

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