バブルに踊ってノーリターン

2021年05月13日
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日々の雑感ーリタイアライフ
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ハイリスクハイリターンとかノーペインノーゲインとか言って、リスクとリターンがセットになっていると思い込んでいるおバカさんがたくさんいるこの世だけど、世の中はねじれてんだからそんなアップルトゥーアップルの相関なんて幻なわけです。わたしが思うにこの世相で一番響きがいいのは、マリリンモンロー・ノーリターンかな。マリリンモンローってなんかデカダンでバブリーなイメージたっぷりでしょ。だから邦訳はバブルに踊ってと意訳してノーリターンはそのまま使えばいい。つまりマリリンモンローノーリターンがバブルに踊ってノーリターンとなる。野坂昭如氏が、もうじきこの世はおしまいだ、って絶唱する歌はなんかサビだけは覚えているけど、もちろん彼の歌とわたしのこのテキストに相関はない。世の中捻れてんだから気にすんなてなもんです。

実は初めて明かすけどわたしの文章は野坂昭如氏の影響を受けてます。別に尊敬なんかしてませんけど、でも影響を受けた。彼の文章に独特のリズム感を感じたんです。文脈で句読点打つなんて真面目にやらないでリズムで打てばテキストが踊りだす。わざと文章切らないで延々と続けたり、あっけなく一文にしたり。何かを伝えようと真面目にやると文章はつまらないってことです。むしろ文章は読者の中にあって、その一部を作家が書き出すことで読者はあららと勝手に自分の世界を作り上げていく。もともと自分の中にあったものだから、読み手の中に固有の世界が広がる。作者はトリガーを提供しただけ。それがわたしには書くという行為のひとつの理想のイメージとしてあります。

般若心経ってお経を自分が唱えたことありますか? わたしはあります。シミちゃんを送った時にちゃんとした葬式はしないでカミさんと二人で送ったけど、じゃあわたしが自らお経でも唱えてやろうと、アマゾンで木魚を買ったらお急ぎ便ですぐ来た、それでYouTube見て練習したけど、なんでこんなところで切るんだ、なんでこことことは繋がるんだって、そんなのばっかりのわけ。でも響きが良くて聴いていて気持ちが良い。それで良いってことじゃないでしょうか? 結局頭で理解するんじゃないってことです。もちろんバカで良いという意味じゃなくて人知を超えてという意味ですけどね。

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早朝ゴルフを終えてからの
ブレックファストは極上の時間だけど
こんな良い空間でまったく無駄なことを考えるというのは
まさにこれこそ暇つぶしって感じです

では最後にご唱和お願いいたします
バブルに踊って、のおりた〜ん
のおりたん、のおりた〜ん
ちゃんと字数まで揃えてあるんです
芸が細かいでしょ
今日はここらで
のおりた〜ん

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Comments 3

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トール  

笑い

面白いですね。笑い

笑話、承話、

2021/05/13 (Thu) 12:48

金田勘十郎  

ベイ・シティ・ローラーズの「サタディ・ナイト」を思い出してしまいました。

2021/05/13 (Thu) 20:30

ハルトモ  

Re: タイトルなし

すみません。よく意味がわかりませんけど、、、

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